ラーメンを作って食べるのか店で食べるのか?それが問題だ。

ラーメンが嫌い、という日本人はまあごくごく少数だろう。
でもそのラーメンを、自分で作って食べる方が好きか、ラーメン店に入ってお金を払って食べるのが好きか?
と聞かれたらいかがだろうか?

いや好き嫌いというジャンルではない、財布の事情の問題だ、金があるかどうかで外食か自炊か?が決まるのだ。
という御仁も多いはずだ。

そして、大概はこの一大テーマこ挟まれて、「美味しさ」を追求するのか、「栄養を」追求して行くのかがエレメントとして関わることになる。

そもそもラーメンを外食にせよ自炊にせよ、そこには絶対に自分の経済上の都合が関わってくることになる。
ぶっちゃけてしまうと、高い値段の食事ができないからラーメンを選ぶにちがいない。

フトコロがたんまりと暖かければもっとしゃれた料理をレストランで注文したり、自宅であっても鍋物とか焼き肉などを自炊する術もある。

だからふつうはラーメンの好きな人でも、ちょっとした気分転換とか何日に一度くらいのペースでラーメンを食べることになる。
逆にもしも毎日のように食べる人がいるとすれば、よほど懐具合に窮しているのか、それとも一度日本にやって来て、たまたまラーメン店に入って食べてみた、そのラーメンの美味しさが忘れられずに日本滞在中はラーメンの味を全身に記憶させてしまおうとする外国人観光客になると思うがいかがだろう。

ちょっと卑近なハナシになるけれど、自炊でラーメンを作るといえば普通、袋入りの乾麺を買って適当に具材を入れ手食べるのが一つの方法。
もっと簡単に、お金も手間暇もかけずに食べようとするなら、今や世界的なスタンダードであるカップ麺を食べればよい。
諸外国でもカップ麺は人気なようだが、日本のものと食べ比べてみたことのある外国人観光客に言わせると、さすがに本家の日本のカップラーメンはアタマ一つ抜けた美味しさだそうだ。

確かに私の大好きなブランドのカップラーメンなど、その何十年か前の発売開始時期から食べ続けているけれど、ぜったいに美味しい。
あれはあれで、ラーメン店出される本物のラーメンと比べても,時と場合によっては引けを取らない味だと今も感じているほどだ。

けれども自炊だって負けていない。
最近は通販で麺やスープも売っているし、そうでなくてもスーパーに行くだけで生の麺と液体スープが手に入る。

一昔前だったら自炊でラーメンというと、おなじみの袋入り5食分の乾麺を買ってきて、適当に八百屋や肉屋で具材を買いそろえて片手鍋でパッパとつくるのがイメージだった。

ところが、やっぱりネットの恩恵とか流通網の発達というのも手伝ってか、たとえ自炊であっても最近はラーメン店で出されるスープと一緒に生のラーメンを買うもよし、好きなだけチャーシューやゆで卵を載せて、具材をてんこ盛りにしたりして、自分の好きなポーションにもできてしまう。

こういう広範なバラエティとなっている自炊、その全体をひとまず一つの「自炊」とみなして、それをラーメン店で食べる外食としてのラーメン、これも麺の堅さ形状とかスープの種類、地域性など様々な違いがあるわけだが、これもひとまず一つの「外食のラーメン」とくくって比較してみた場合、どちらが貴方は好きなのか?
これが今回のテーマ。
「命題」となる。

これに対していろいろな回答や意見があるにちがいないけれど、ここでは私個人の嗜好というか考え方をお伝えしてみたい。

まず言えるのは、上の内容と被るかもしれないけれど、自炊ではほぼ間違いなくラーメン店の味よりも劣る。
ふつう、どんなに手を凝らしていろいろな作り方をしてみたところで、所詮はプロとアマの違い。

特にラーメンとか外食でお客を呼ぶためには、プロのがどれほどに心血を注いで日々努力して工夫したり味を求めているか?
それに合わせて店内の雰囲気とかお客の接待に神経を張り巡らして工夫しているか?
それを考えればとてもじゃないが、単に食事時にちょっと手間ひまかけて出来合いの麺やスープを使って適当につくったものは叶いっこない。

しかも多くのラーメン店が林立しているような市街地は激戦に晒されていて、それを選んで食べるお客の方でも舌が肥えてきてしまう。
ごまかしようのないレベルで自炊とは大差が付いているはずだ。
だから少なくとも味一つを取ったところで、自炊はぜったいラーメン店には叶わない。

けれども、これもハナシが戻るけれど,経済的な都合とかが絡んでくるとまた事情が変わる。
自炊する方が基本的に安上がりだし、ましてやカップラーメンはその王道とも言える。
栄養価の面で言えばいろいろと問題になるだろうけれど、考えてみればそれはラーメン店のラーメンだってかなり共通点が多いはずだ。

そして、そういうラーメンを求め続けても、いずれどこかで「食べ飽きる」現象が起きてくる。
だからこそ毎日食べ続けても最初よりは新鮮な喜びが感じられず、場合によっては惰性で食べ続けることにもなりかねない。
でも、そんなことを言ったら自炊でラーメンでも同じ事となる。

そこで自分の考え方を言うならば、

ラーメンは自炊で食べるのが基本。
そこにたまにラーメン店で食べる。

これが経済的にも、味の追求にも丁度よいバランスではないだろうか。

もちろん前提として、美味しいラーメン店が近場とかアクセスしやすい場所にあること、自炊でもそこそこ自分自身にとって美味しいラーメンが作れること、が挙げられる。

私の場合、幸運にも自宅近くに親子三代で営んでいる評判のよいラーメン店があって、少なくとも一月に一度は食べに行く。
その味とは別に、いろいろな通販から買い込んだ麺やスープで好きなように自炊して食べるのが恒例になっている。

そして、なかなか足が向かないけれど、時折は遠くに出かけて現地のラーメン店でまた違った味のラーメンをエンジョイしている。

でも考えてみれば、ラーメンの好きな人たちにとってはこれこそがふつうにラーメンを食べている、その方法ではないだろうか。

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