自炊することが楽しみになってきている。
たいした料理はできないし、それほどに味がよいものもつくる力量はないけれど、それなりに頑張ってつくってみて自分で食べると、そこそこに味も調ったものができると思う。
といっても他人に食べさせてみて絶賛されるようなものではとうていない。
自分で付く手食べるから、それなりに我慢のできる味になっていると自負はしている。
けれどその自炊、献立にも依るけれど、手間がけっこうかかるし、食材を揃えるのにも苦労がつきまとうことが多い。
あちこち近場のスーパーマーケットをハシゴして食材を買いそろえていくのが常だけれど、けっこう回ってやっと一つの献立の食材が揃うこともある。
ただし、スーパーマーケットに一軒でも行けば食材で揃わないものは通常ない。
だから行ってみれば私の場合、スーパーマーケットの「巡りすぎ」という状況になることが多い。
なぜそんなことになるかというと、結局値段が問題になるから。
あそこのスーパーでは食材Aが500円で売られていたとする。
でもショット遠出して別のスーパーに行くと、たまたまセール中などで食材Aが400円で売られていたりする。
そうなると、最初に500えんで買ってしまうとつまらないから、結局数件のスーパーを巡ってみて、その中で最安値をつけているところで買う。
それがある意味際限なく続く。それが私の自炊だ。
食材自体の質が良い悪いの差も出てくるけれど、同じスーパーマーケットという種類のアウトレットで買う限りはそれほどたいした質の差が出るわけでもない。
特に野菜や果物に多くなるけれど、ちょっとやそっと安かろう悪かろうと、他よりも安い値段で売られているというなら、買って早めに食べれば問題はないわけだ。
でも、そういう時にはもちろん味や風味も落ちてくるのが通常になる。
だからどこかで質と値段の妥協点を探し求めていくことになる、というのも自炊で買い物に走るときのあるあるになる。
ただ、それでも自炊ばかりしていると飽きもする。
自炊自体の面倒がケースバイケースではあるけれどけっこうメンタルの負担にもなる。
簡単な料理でも自分の場合、小一時間くらいはかけてつくるのが普通だが、たとえばシチューや鍋物、揚げ物や天ぷらなど、多数に渡る食材を買いそろえてしかも手間のかかる調理を必要とするようなときには平気で2時間を超える調理時間がマストとなってしまう。
しかもそういう玉のかかる料理の場合、たとえば調理後の油の始末とかゴミの整理、ひいては油だらけになった鍋や食器の処理とか、食べた後でもけっこうな手間になることが多い。
とてもこんな手の込んだ料理を毎日することができないし、だから簡単な調理でもかまわない料理に走ることも多くなるけれど、それはそれで今度は
そういう簡単な料理ばかりにこだわって献立に変化がなくなってくる
という別なデメリットも出てくる。
ということになると、週に1度とか2週に1度、あるいは一月に一度でもよいから
たまには外食で大いに料理の手抜きを目論む
ことがメンタル的にも健康を保つ秘訣になるはずだ。
でも、近年は一口に外食と言ってもいろいろなバリエーションがある。
たとえば、スーパーマーケットの惣菜や弁当を利用して、ほとんど全く自分で料理する手間をかけないでいる方法だってある。
今では至極当然になっているけれど、スーパーとくると自炊の食材を買う、という考え方は固定化されているわけでは全くない。
強引に考えればスーパーでカップラーメンや惣菜パンなどを買い、それをそのまま食べるというのも十分可能だし、そうなればスーパーマーケットだって外食で利用する手段の一つに数えられる。
その他にもコンビニ、という、まさしく「便利(コンビニエント)な店」も忘れてはならない。
それどころか、最近ではよくちまたで言われていているけれど、コンビニで売っている弁当や惣菜、パンなどは決してレストランの味に引けを取らない。
確かに細かいことをほじくれば、標準的なレストランとか食堂の味に対してコンビニで売っている同種の食品などはやや室とか味とか劣るトコロもあるかもしれない。
だがそれは、コンビニで売っているラインナップとレストランなどの外食専門店で食べる同種のラインナップとをいわば「値段の差を考慮しないで」比較した場合だ。
コンビニよりも外食店の方が同種食品なら明らかに高い。高いなりにより美味しいということになるわけで、だから味とともに値段と合わせて両者を比較したなら、決してコンビニが劣っているというわけではない。
むしろ値段的には圧倒的にコンビニの方が上。
後はそういう寄り安い値段の設定の中で、いかに工夫してコンビニ側が外食店の同種ラインナップに肉薄できるか?だろう。
もちろん繰り返すけれど、値段の高い分外食店の方が寄り美味しいのはまず間違いない。
だからあくまでも、味だけを追求して行けばコンビニよりも上。
そして至極当然ながら、私自身が自炊でつくって自分手食べて美味しいと感じる、そういう味よりもずっと上。
そういう味だけを求めて食べようとすれば、一月に一度でも確かに外食するのも悪くはない。
ただここで落とし穴がある。
それは栄養というも一つの要素だ。
食事全体でみた場合、自炊が外食店に勝つとすれば栄養のバランスになるだろう。
健康的で栄養豊富な料理を考えていけるのは、自分で自由に食材や献立を考えたりできる自炊にぜったいに軍配が上がるはずだ。
もちろんこれは、栄養のバランスをしっかり自分自身で把握し、それを目指すのに適した料理や献立を自分の手でつくることができる、自炊することができるという前提でのことになる。
ただ、専門の栄養士とか医療関係者でもない限り、完璧にそういう栄養の配合とかバランスを一定以上に維持しながら料理することは指南になるだろう。
そこで私自身がオススメなのは、ごくごくインスタントにそういう栄養バランスの取れた献立を自炊できるようになる方法の一つとして、そういう栄養士や管理栄養士によって料理の仕方を手ほどきしてくれる、そういう本とか動画をまんべんなく散策してみることだ。
とりわけ昨今ではYouTubeなどに専門の栄養士や医療関係者が栄養価の高い料理の紹介や仕方、食材の説明などを伝えている動画が多い。
本もよいのだが、動画とはメディアの種類が異なることから、互いに一長一短も感じられるはずだ。
動画による説明だと画像と音声ですぐに理解が進む。けれどその反面、繰り返して閲覧したい場面などみようとすると、動画をいちいちドンピシャリな時点まで戻していかなくてはならない。
その点本・書籍だとそういう動画の操作からくる面倒がないし、自分的に重要だと思った箇所などは付箋したりマーカーを引いたりして目印をつけるのが簡単だ。
ただ逆に、動画と違って画像と音声による説明がなく、自分で読む努力をしながら料理をマスターしなくてはならないから、別の意味でやっかいになる。
どちらを取ればよいか、というのが一つの問題になるかもしれないが、これはあくまでも自分に合った方法でよいはずだ。
たとえば自分の場合、動画は確かに導入というか料理のビジュアルなとらえ方とその調理方法が速攻で分かるけれど、結局本のように「情報の保存」には向いていないから、よく料理サイトのレシピをプリントアウトしてみたり、動画の音声をWordなどで文章に直して、それをまたプリントアウトして保管したりしている。
今のところ自分的には上のような料理方法へのアクセスの仕方が一番自分には合っていると思っているのだが、他の方達か見たらそれこそ「手間暇かかりすぎ」と言われてしまうかも知れない。
ただ、私の場合そうやって動画を文書化したりするケースは、たいてい手のの混んだ料理になる。
そういう料理はなかなか日常的に繰り返してできるわけでもなく、それこそ月に数度、年に数回みたいにわずかな頻度になるものも多いので、要するに「こうして自分で文書にまとめておかないと忘れてしまう」のだ。