ドラマ「妻、小学生になる。」が激しく刺さる?不思議な魅力を感じてしまう理由とは

TBSで今「妻、小学生になる。」というドラマが放映されています。
威張って語ることでもありませんが、私自身はNHKの朝の連ドラを含めてドラマなど今まで観たことがありません。

ところが、この「妻、小学生になる。」は、自分にとっては少なくともものすごい勢いで別格です。

だからもう最終回を迎えてしまいましたが、毎回欠かさず視聴していまた。
もっとも放映時間が夜10時以降ということもあって、ビデオ撮りしたものを翌日以降の日中に観るようにはなっています。

なぜそんなに異常なほど入れ込んで、ドラマには滅多に興味も引かれない私自身がこの「妻、小学生になる。」を観てしまうのか?
その理由は大体このブログのテーマからもおわかりと思いますが、ドラマで繰り広げられている謎が、私自身が今自分に感じているスピ的なものとすごく近いこと。

だからこのドラマ「妻、小学生になる。」が自分にとってもここまで刺さってくるようです。
今回はこのちょっと変わった、それでいてすごく感動的なTBSドラマ「妻、小学生になる。」に合わせながら、自分話を織り交ぜて説明してみたいと思います。

ドラマ「妻、小学生になる。」の主人公、白石万理華(毎田暖乃)の前世は新島貴恵でなくその憑依だった

その前にちょっとこのドラマでテーマとなっているスピ的な情報をざっと語ってみましょう。

ドラマ「妻、小学生になる。」では最初、子役の毎田暖乃(まいだのの)さんが演じる小学生、白石万理華さんは、その前世が会社員、新島圭介(にいじまけいすけ)の妻で10年前に自動車事故で死亡した新島貴恵(にいじまたかえ)の生まれ変わり、輪廻転生だとされていました。

ですが後にドラマが進む中で判明しますが、白石万理華さんは貴恵さんの生まれ変わりではなく、もともと本当に小学生としての白石万理華さんの体にある深夜、ふとした出来事がきっかけで霊となっている貴恵さんが憑依して万里華さんの意識を奪ってしまい、それで結局のところ貴恵さん本人が自分を生まれ変わりだと信じてしまったことになります。

このあとドラマ「妻、小学生になる。」では、行きつけの寺カフェで住職兼カフェ店主のアドバイスもあって、万里華さんに憑依していた貴恵さんは

「自分が万里華ちゃんの人生を奪ってはいけない」
と考え、自分と新たな生活を営んでいた元夫、新島圭介さんとその娘、麻衣さん(蒔田彩珠 まきたあじゅ)と訣別して万里華さんの体から離れ、天国へ進む決意をしています。

ドラマの設定が現実の憑依現象にかなり近い?

というわけで、大体こういうドラマの設定ですが、よくよく考えれば、なんとなくちょっと前まで全盛期でいたスピリチュアル特番とか心霊番組の内容とずいぶん符合する点が多い、そう気づいた方は多いと思います。

ドラマなのでそれらしくちゃんとストーリーをしっかり作り上げて面白くしているのは確かなのですが、実際の心霊現象における憑依現象と比較してみると、そういう「実際の現象」をしっかり取材して取り入れているな、と感心してしまうのですがいかがでしょうか。

確かに主人公で小学生の白石万里華ちゃんに憑依した新島貴恵さんが、最初は万里華ちゃん自身は、自分を10年前に死んだ自分の生まれ変わり、輪廻転生だと勘違いしてしまった点はちょっとあり得ないかも知れませんが、それでも現実に起こりうる憑依現象と比較してみると、かなり似通っているとも言えるんじゃないかと思います。

霊の方では正確に気づいていないことが多い?

その理由の第一の根拠となるのが、自分自身の憑依経験です。

実のところ、私自身もそういう霊に強引に憑依された経験があり、これについては以下の別な記事でも説明しています。

悪霊に憑依された?急に意識を失って意味不明なうわごとと大怪我!

そういう自分にまつわる特殊な経験からも語れると思っているのですが、こういう風にして、ある日突然のようにして、他の生きている人に憑依してしまう場合、あたかもその霊が、まるでその生きている人その人を本来の自分自身だと勘違いするケースが多いように思います。

なぜそんな風に思い込んでしまうのか?
それは一つには、そういう強引な乗り移り方をしてくる霊というのは、大変に視野が狭いということ。
霊自身、自分を客観的に見ることができないばかりか、自分を取り巻く周りの状況も全然見えていないことが多くなるようです。

加えて、そうやって憑依してしまった相手の生きている人を、自分本人だと思い込んでしまい、なかなか周囲の人の言うことを聞き分けようとはしないことです。

そういう苦い自分自身の経験に照らしても、このドラマ「妻、小学生になる。」はすごく霊現象についてリサーチされているし、よくできている設定と思えるのです。
死んで霊になっているからといって、すべてを正確に見れているわけではない、とりわけ心に様々に思いや感情をため込んで命を落としたりすると、それだけ死んだ後、自分が一体どうなってしまったのかがわからなくなるようですね。

そういう霊に対して、この「妻、小学生になる。」でも最初のうちは白石万里華ちゃんに憑依した新島貴恵さんは自分のことを生まれ変わり、つまり

「白石万里華ちゃんは自分自身、新島貴恵に他ならないし、始めから生まれ変わってこの世に再び生を受けた」

と思い込んでしまっていたわけになります。

ちなみにですが、この新島貴恵さんのように不慮の事故などで突然に命を落とすなどすると、そうやって事実と違う思い込みや考え方を持ってしまうことが多くなるようです。
だから話をちょっと横に振りますが、私が観光地でそういう憑依現象を受けたとき、私に取り憑いた霊は

「俺は死ぬためにここに来た」
「俺はここで自○するんだ」
というように、私自身の口を使って病院に搬送されていく救急車の中で語っていました。
これは当時、意識を失っていたはずの私に付き添って、救急車に同乗して同行してくれていた地元の警察官が証言しています。
こんな風に、突然に命を失って霊となった人というのは、確かに自分の周囲の物事を正しく受け入れることができなくなることが多いようです。

「妻、小学生になる。」感想あらためて言えば、「たぶん何らかのスピンオフも期待?」

そういうわけで、「妻、小学生になる。」というドラマ、すごく設定もよかったし、配役も見事でした。
神木隆之介くんや石田ゆり子さん、吉田羊さんなどなど、語ればキリないほどに私の好きな訳者さんがうってつけの配役で登場しています。

もう最終回になってしまいましたが、このドラマ、スゴく人気もあったようですし、何よりドラマ嫌いの私がこうして毎回毎回食い入るように視聴を続けているのが現状です。
だからおそらく再放送を始め、何らかのスピンオフも今後期待できるのではないでしょうか?

でもこう言ってしまうと、このブログとリンクして前世とか生まれ変わり、そういうスピ的なテーマがあるからこそのハナシになる。
ブログ閲覧者の方たちとしてはそういう見方として捉えると思います。

確かにそれは正しいし、だからこそ私自身の中でも非常に興味深いドラマとして観てしまうと言えるはずです。。
おそらく自分の様に肉親など身近な人を何人も亡くしている人なら不思議な魅力を感じるのではないでしょうか。

生まれ変わりを信じるか?と問われれば「自分の“体験”からしても信じるしかない」

で、このドラマ「妻、小学生になる。」のテーマとどうしてもリンクする形で自分自身の「身の上話」となってしまいますが、要するに「その筋の話」で、以下はやっぱり「信じる信じないはご自由にどうぞ」です。

実を言うと、過去に私自身やっぱり「実力派」と言われるその筋の専門家(例の『日本で最も古い財団法人として運営されている団体で、あの e原さんもかつて所属していた所』で、その方もかつてはそこでそういう『専門家』として相談を受けていた人)に指摘されているのですが、私の場合、「その意識というか、魂の大半はかつて旧日本軍の兵士として中国大陸に出征し、そこで突如の夜討ちによって戦死していた男性のもの」だと言われたことがありました。

この件については、すでに以下の記事でもお伝えしています。

自分の前世についてある人から言われたこと。自分の意識の7割、8割はこういう人


半信半疑、嘘だろ?
みたいな話ですが、実は自分にとってどうしてもその裏付けになるような痕跡が確かに身体にあるみたいですし、また「それらしい記憶」が今でもあります。
いや「記憶」というよりはむしろ「体感」と言うべきかもしれません。
くどいですがあくまでも信じる信じないはどうかご自由に!
なのですが、私は自分がまだ体も動かせない赤ん坊の頃、茶の間の窓辺に寝かされていた記憶があるのですが、その際自分の体が恐ろしい程の疲労を感じていました。
仰向けのまま見上げる天井にはベッドメリーが吊るされ、疲れては眠り疲れては眠り、の毎日が続いていましたが、そういうわけで体は本当に疲労の塊のような感覚がありました。

それこそまるで赤ん坊でいるその直前まで、常軌を逸する程の過酷な体力の消耗や神経の緊張、そして飢餓状態を経験してきたかのような記憶を「情報」というよりは「体感」として、つまり身体が記憶している。
身体で、体感として確かに「生まれる前にもどこかで生きていた」。
けれどそれをいくら思い出そうとしても思い出せない。
そういう不思議な経験を今でも覚えています。

だから、このドラマの設定はあくまでも「憑依」現象がテーマでありちょっと異なりますが、そういうわけで「生まれ変わり」も含めてスピ的な情報への感情移入ができる、不思議なドラマです。
自分的には非常に美しいストーリーで、配役も素晴らしい!石田ゆり子さん、神木隆之介君が抜群の配役ですし感動できますね。

ドラマ「妻、小学生になる。」は相違ワケでもう最終回を迎えてしまいましたが、上でもお伝えしているように、すごくまれに見るような素晴らしいドラマだったと思います。
さすがTBS、というところでしょうか。

Yahoo!などのレビューもよく見ますが、「泣けた」「感動した」という高評価が目立ちましたし、これで終わらせるのはもったいないですね。
原作として同名のマンガもまだ連載を続けていますし、本当に何らかのスピンオフも今後期待したいです!

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